晴天が広がるような透きとおった香り

2002年に品種登録された「蒼風」という新しい品種のお茶です。香りのよい日本茶を目指して改良された品種ですが、茎が硬く、お茶として上手に仕上げるのが難しいものでした。その味と難しさゆえに茶匠の築地さんが職人心をくすぐられ、苗木から栽培を始めて4年。ようやく製品として届ける事が出来ました。まだ幼木なので、幼木であるがゆえの甘さ、若さを感じるお茶です。
奥行きがありつつも軽やかな香りとスッとした渋み、心地よく甘い後味が特徴です。飲み終わった後にじんわりと口の中に広がる後味と風味は、とても心地よく感じられます。口に含むと、新緑の景色と吹き抜ける清々しい風を思い起こさせるようなお茶です。
まるで幸せを呼ぶ青い鳥が口いっぱいに飛び交うような香りの広がりを楽しめます。
《青い鳥は生産年別でお作りしている「ヴィンテージ茶」です。年ごとの繊細な違いをお楽しみください》※青い鳥の2014年までの分は全て完売しております。