口の中に淡くいつまでも残る香り

急峻な山の斜面は寒暖差が大きく、霧がいつもたちこめます。その土地がお茶の香りをより高めます。そのような環境で無農薬で育てることで、天竜の土地の香りがするやぶきたができました。特徴がないことが特徴のやぶきただけあって、特別さはありませんがとてもバランスの良いお茶です。現代のお茶のスタンダードを感じさせるバランスのよさを楽しむことができます。口に含んだときには控えめな甘み、渋み、香りが徐々
に広がっていき、飲み終わりにはしっかりとした香りがたちあがります。口に残る香りは繊細ですが、しっかりと長く残ります。まるでキラキラと優しく輝く夜空のような、そんな味わいのお茶です。