和菓子のような甘みと香り

お茶の香りには品種ごとに違いがある、ということを、印雑系品種とともに感じさせてくれます。「静7132」は、ほのかに桜葉のような香りがする品種ですが、茎が太く乾燥させにくいため、製茶が非常に難しいお茶です。それを茶匠の望月さんがみごとに製茶しました。優しい甘さと桜餅のような香りで和菓子を食べている様な味わいが楽しめます。渋みが少なく、甘みと旨みが強い、しっかりとした味わいのお茶です。甘いものとの相性も非常に良いです。華やかな香りに包まれながらスイーツの甘い一時をすごされてみてはいかがでしょう。
※桜葉のかおりは、クマリンという芳香成分に由来しており、空気を含ませて淹れるとより香りが立ちます。バランスがよいお茶なので好きなように淹れてたのしめるお茶です。